2022.1.6

プレスリリース

老舗酒造メーカーの「八海醸造」、経営管理クラウド「KUROTEN.」を導入し、データ経営体制の構築へ

エキサイト株式会社(所在地:東京都港区、代表取締役社長:西條 晋一)は、八海醸造株式会社(所在地:新潟県南魚沼市、代表取締役社長:南雲二郎)が、経営の意思決定をサポートする経営管理クラウド「KUROTEN.(クロテン)」を導入・運用を開始することをお知らせします。

■KUROTEN.導入の背景「見るべき経営指標をリアルタイムで可視化したい」

1922年創業の酒造メーカーである八海醸造株式会社は、日本酒「八海山」をはじめ、「麹だけでつくったあまさけ」や「ライディーンビール」、オリジナル化粧品ブランド「reint(れいんと)」など幅広い商品を手掛け、多くの消費者から支持を得ています。

同社では海外展開を含む中長期の事業計画を策定するため、また、今後の予実管理の体制を確立し、よりデータに基づいた経営の判断を行うため、2021年1月に経営企画室を立ち上げました。
中期経営計画を策定する上で、従来の会計ソフトは、担当者が数字を入力できる仕組みが整っておらず「予実管理をスムーズに行えない」「月次で管理会計を締めることができない」などの課題がありました。さらに、経営判断に必要な指標をリアルタイムで可視化し、迅速に経営の意思決定を行う必要性を感じていました。

今回「KUROTEN.(クロテン)」を導入することにより、経営陣・各事業の責任者が予実の数値を正確に把握でき、見るべき指標を多角的に分析しながらリアルタイムで経営の意思決定ができる予実管理体制の構築を進めていきます。

■創立100年を迎える八海醸造の今後の展望

未来における国内のアルコール市場及び日本酒市場の縮小は目に見えており、いかにこの縮小を補っていくかが肝要だと認識しています。
一点目は、海外マーケットの加速。米国における現地酒蔵と資本提携を発表し、海外事業の加速に注力をします。
二点目は、国内マーケットにおいては今後もよりクラフト化が進むと予測しており、これにどう対応するかを検討しています。昨年、北海道ニセコ町にて稼働したニセコ蒸溜所の事例の様に各地域におけるアルコール製造がより重要になってくると考えています。
三点目は、当社酒蔵がある新潟県南魚沼市の活性化。東京から近距離にあり、且つこの地域特有の「雪」という季節性、食文化、手付かずの自然等、地域特有の強みになる武器がいくつもあり、これらを生かした地域活性化事業を検討していきます。

その他にもいくつかの新規事業を検討しており、酒蔵であることの伝統と精神性を大事にしつつ、既存の概念に囚われない発想を持って新たな事にチャレンジをしていきたいと考えています。

■ウェビナー開催のお知らせ

創立100周年を迎える八海醸造が取り組むDX化や、今後の展望についてお話していただきます。経営者様、経営企画の皆様はぜひ奮ってご参加ください。

1. デジタルツールの導入を検討している
2. デジタルツールを導入したが思った効果が得られていない
3. 生産性向上やコスト削減に課題を感じられている

タイトル老舗酒造メーカー「八海醸造」が語る、データ経営時代と創立100周年へ向けた展望
プログラム1. データ経営を推進するためのツール導入の経緯
2. 社内でのDX化を推進するための現状の取り組みと施策
3. 創立100周年を迎える八海山の今後の展望
開催日程2022年1月12日(水)16:00〜17:00
開催方法Zoomによるオンライン開催
参加料金無料
参加定員先着100社 ※法人のお客様限定
登壇者八海醸造株式会社 経営企画室長 亀田 尚樹
エキサイト株式会社 執行役員 兼 SaaS事業部長 大熊勇樹
申込https://lp.kuroten.jp/20220112.html

KUROTEN.とは

「KUROTEN.(クロテン)」は、今後益々重要性が増していく企業の経営企画部門、経営層向けに、過去の様々な事業データ(会計データ)を一元管理し、過去実績に基づく未来シミュレーションを自動で行うことが可能なサービスです。
「KUROTEN.(クロテン)」を利用することにより、事業ごとに集計しなければならなかったエクセルでの数値統合作業や、意思決定のための根拠資料の作成に多大な時間をかけていた中期経営計画策定などの作業負担を大幅に削減することができ、経営企画部門を単なる作業から解放し、経営の意思決定を行う中枢業務に集中させることができます。

■八海醸造株式会社について

所在地:新潟県南魚沼市長森1051番地
設立 :1922年09月
代表者:代表取締役社長 南雲二郎
資本金:1000万円
事業 :製造業
URL :https://www.hakkaisan.co.jp/